flower music
その時俺と百合花は小5。









まだガキっぽかった。








この頃俺は百合花が好きだった。









みんなは百合花をがり勉とか地味な印象を受けていたが俺の前では純粋な女の子だった。








少し恥ずかしがりやで感情をあまり表にださないけど可愛い所はちゃんとあるお嬢様。









お嬢様だからって威張らなかった。









元々母さん同士が仲が良かったから仲が良かった。









そんな百合花に次第に惹かれていった。









だけどそんな気持ちも諦めなきゃならなかった。









俺の家が放火にあった。









原因は観光してた客の煙草。









煙草の火の不始末で木造の俺の家が焼けた。
< 225 / 400 >

この作品をシェア

pagetop