flower music
そのおかげで顕一のお母さんは植物状態になった。









当然、入院をしなければ顕一のお母さんは死んでしまう。









顕一はまだ11歳だったが働かないといけなかった。









顕一の家庭は母子家庭で父親がいなかったから働き手はお母さんしかいなかったため、顕一が働かないといけなくなった。










そのおかげで顕一は本土に行かなければならなくなった。









顕一と離れ離れになる。









そんなのは嫌。









だったら自分の傍にいてくれる仕事を与えればいい。









そこで私が思いついた仕事が私専属の執事だった。









顕一の家系は執事一家なのは聞いていた。









だったら都合がいい。









こうして顕一は私の執事となり、今もこうして私の傍で働いている。








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