flower music

予感

■■■海斗■■■
『海斗、おはよう。』








今日もいつも通りの朝。









向日葵の家に行けばちゃんと二人分の朝ごはんがあって、









台所には、制服の上からエプロンをしてる向日葵がいた。









いや、まぢで可愛いんですが。









今更ながら再度惚れてしまう自分。









でもそんな向日葵を観察して気がついた。









いつもより少し、元気がない。









俺だって、だてに向日葵の幼なじみをやってきた訳ではない。









向日葵の元気がないくらい分かる。









でも何で?









もしかして、6年前の事を思い出した?









そう思ったらやりきれなくたった。









そしてまた向日葵を後ろから抱き締めてしまう。









『海…………斗……?』









『どうかしたか?何かいつもより元気がなかったから。』









一応平然と聞いてみた。









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