flower music
『あたしは早く帰って夕飯の準備をしたいんだけど。』




『夕飯を食べる相手は?』




『もちろん海斗に決まってるでしょ。』




『その海斗がどうなってもいいのか?』




ビクッ!!!!!




海斗が………。




あたしは勇気を振り絞って後ろを振り向いた。




『日向、あなたはあたしに何を求めてるの?』




『詳しくは屋上に行ってからでいいか?』




屋上………。




と言うことは二人っきり。




本当は嫌だけど……




『いいよ。』




海斗を守るため、




あたしと日向は屋上へ行った。




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