スナイパー〜殺し屋〜
物陰で、男は山高帽子を深く被りじっとしていた。


どこを見てるのかはわからなかった・・・・。


女「ねぇ・・・・さっきからどこ見てるの?あたしこの区域の掃除してるんですけどっ!」

男はチラッと女を見た。


どっかの学生だろうか?

女は掃除をしてるようだが、片手に大きいビニール袋を持ってるだけで、短いミニスカートに顎にはピアスをしている。


女の外見からは不似合いだが、金目当てならもっと他の仕事があるだろう。


男は何も答えなかった。


女「もぅっ聞こえてるの!?ほらっ!」


女は男を蹴りとばした。

男は立ち上がり、何も言わずに立ち去った。


・・・・・・・・三日後。


男は同じ場所にいた。



女「あ〜!またいるっ!あなた何やってるの・・・・・・?もしかして、ずっとここにいたの?」


男は何も言わずに、立ち去った。
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