青い光と影の路～ 二人のブルーアイ

日が経つにつれ少しずつ声が出てきた


それは家族の優しさ

両親を事故で亡くし１人になった時


村木の本家の人達は優しかった


従兄弟の私をむかい入れてくれた


この家族の為、自分を強くする為


本格的に合気道を習い


アイツが好きだった長い髪を短くし


アイツが好きだった可愛い服を捨て


スーツを着て男という姿の鎧を着た


そうしなければ
心の奥の弱い自分が出てきてしまうから