青い光と影の路~ 二人のブルーアイ
…白馬に乗りながら手を差し伸べる


「ナミ…風邪引くから乗って。送る」


「ん…」


手を取り馬に乗る


そしてユウは着ていた雨具の前ボタンを外してナミを胸の中に引き寄せた


「あ…」


「風邪引くから…
少しは雨防げる」


ートクトクトク…


2人の鼓動が重なり合う


耳元でそっと囁く


「寒くないか?」


「大丈夫…ユウ」



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