青い光と影の路~ 二人のブルーアイ
「私…一回家に帰ろうかと思ってる」


「えっ?」


悠生はギュッと抱きしめた


「このままじゃあ何も解決しない」


「…見合い…の事?」


「私…藤川家を出て1人で暮らそうと思ってた」

「女の私は左に青い瞳を持っていても藤川家には必要ない人間だからって思ってた…」


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