芸能人に恋をしたⅢ
「お、上がったか。てか、やっぱりジャージ、ダボダボか。」



そう言って、ジャージの余った部分を持って笑う流星さん。


「流星さん、身長大きいから~。」



あたしは、プウッと頬を膨らます。



「はい、俺はのっぽだよ。てか、怒らない。」



そう言って、あたしの頬を指で押す。


頬から空気が抜けていく。




「あっ、流星さんお風呂入らないんですか??」



「俺、彩菜ちゃんが寝てる時に、入ったからぁ~。」



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