芸能人に恋をしたⅢ
「……いいよ…」



小さい声であたしは言う。



「えっ!?彩菜ちゃん、意味分かって言ってるの??」



焦った感じで流星さんが言う。



「うん。」


あたしは、抱き着いている力を更に強める。


「彩菜ちゃん、顔上げて。」



そう言われて、顎をクイッと上げられた。




あたしの顔は、自分で分かるくらい真っ赤。



視線が流星さんと絡み合ってあたしたちは、深いキスをした。




そして、あたしたちはリビングから寝室に移動した。


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