芸能人に恋をしたⅢ
「本当に、俺でいいの??」



ベッドでキスをした後、流星さんが聞く。



「あたしの、初めて流星さんにあげたいんです。流星さんが良いんです。」



あたしがそう言うと、またキスをした。




「今更、『止めて』って言っても、止めないからね。」










そしてあたしたちは、愛し合った。



「いっ…た…」


痛みに顔が歪むあたしに、流星さんは、



「愛している。優しくするから。」



と嬉しい言葉をいっぱいくれた。




リストカットの傷にも、キスを何回もしてくれた。


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