芸能人に恋をしたⅢ
「…どうしよう。」


呟くように言う。



まさか、あの日パパラッチに撮られてたなんて、思いもしなかった。










♪~♪~♪



携帯が鳴る。



「もしもし。」


「彩菜ちゃん、今どこに居るの??」



電話は、小池マネージャーからだった。


「家に居ます。」



「そう分かったわ。今日は、学校休んで頂戴。今から、家に向かうから。」



「…はい。」



そう言って、電話を切った。



絶対、さっきの事だ。


どうしよう…


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