芸能人に恋をしたⅢ
「もう、泣かない。本当、彩菜ちゃんは泣き虫だね。」


そう言いながら、あたしの小指に指輪をはめる流星さん。




そして、お決まりのように抱き締めてくれた。





「彩菜ちゃん、まだ泣くの早いよ。一緒、リビング行こ。」



そう言われて、流星さんと一緒にリビングに行った。



リビングの部屋のドアを開けると、








「えっ…!?」




そこには、お母さんが作ったあたしの大好きな食べ物があった。



そしてその真ん中に、お母さん特製のケーキがあった。


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