君の名は・・・。

いきなり・・・・いくとの顔が近づいた。

「な・・・っ・・ちょっと・・・・っ」

「・・・」

「・・・んッ」

いきなり・・・キスしたぁー!!?

「ちょ・・あ・・・んんッ!!」

「・・・・・っ」

「いくちゃ・・・はなし・・・んっ・・・あ・・・」

だめ・・・振り払わなきゃ・・・!!

「・・・いくちゃん!」

私は、いくちゃんの手を振り払った。

「・・・はぁ・・っ・・・な、なにすんの!!?」

「一目惚れだった・・・」

「えっっ!?」

「オレの方が、お前のこと好きになるの早かったのに・・・」

「え・・・どういうこと?」

意味分かんないよ・・・

「分かるだろ・・・お前のことが好きなんだよ!!」

    ・・・は?


え・・・いくちゃんが、私のことを


    す・・・き・・・?


えぇぇぇぇ――――――――――!!??


「し、知らないよ、そんなの・・・」

「・・・今は、翔平のことが好きかもしれねぇけど、絶対オレに惚れさせてやるから」

そのまま・・・いくちゃんは屋上から去った。

「・・・・・・」

告白・・・されちゃた??


* * *(廊下)


私は、さっきのことで、悩んでいた。

・・・ってか私って翔平のことが・・・
好きなの??

え~~~~~~~~~~~~!?

そんなわけないよ・・・

「そうかちゃん。いくちゃんに何かされた?」

翔子が女子ver.で話しかけて来た。


< 12 / 29 >

この作品をシェア

pagetop