君の名は・・・。
いきなり・・・・いくとの顔が近づいた。
「な・・・っ・・ちょっと・・・・っ」
「・・・」
「・・・んッ」
いきなり・・・キスしたぁー!!?
「ちょ・・あ・・・んんッ!!」
「・・・・・っ」
「いくちゃ・・・はなし・・・んっ・・・あ・・・」
だめ・・・振り払わなきゃ・・・!!
「・・・いくちゃん!」
私は、いくちゃんの手を振り払った。
「・・・はぁ・・っ・・・な、なにすんの!!?」
「一目惚れだった・・・」
「えっっ!?」
「オレの方が、お前のこと好きになるの早かったのに・・・」
「え・・・どういうこと?」
意味分かんないよ・・・
「分かるだろ・・・お前のことが好きなんだよ!!」
・・・は?
え・・・いくちゃんが、私のことを
す・・・き・・・?
えぇぇぇぇ――――――――――!!??
「し、知らないよ、そんなの・・・」
「・・・今は、翔平のことが好きかもしれねぇけど、絶対オレに惚れさせてやるから」
そのまま・・・いくちゃんは屋上から去った。
「・・・・・・」
告白・・・されちゃた??
* * *(廊下)
私は、さっきのことで、悩んでいた。
・・・ってか私って翔平のことが・・・
好きなの??
え~~~~~~~~~~~~!?
そんなわけないよ・・・
「そうかちゃん。いくちゃんに何かされた?」
翔子が女子ver.で話しかけて来た。