君の名は・・・。
「みなさん、お集まりいただき、ありがとうございますっ。」

『『キャ―――――/////』

女子たちの歓声が・・・

「私のチョコも、受け取ってくれるかな!?」

『『いいとも――――!!』』

タ○さんかよっ?

「司会は私、山下翔子と・・・」
「片瀬いくでやらせていただきます!」

なんかいくちゃんも参加してるし・・・。


「まずは、全校生徒573人から100人に絞らせていただきます♪」
「最初の競技は、“寝起きショット争奪戦”です!」

“寝起きショット”って・・・?

「ルールは簡単♪
校内に散らばってる、私といくちゃんの寝起き写真があります!」

「その写真を見つけて、私たちのところまで持ってきてね☆もちろん、GETした写真は持ち帰っていいから!!」

『『は――い!!』』

「「それでは・・・よ~~いスタート!」」


「よし行くぞ!・・・って私も!?」

な、なんで私も?
ま、いいか。

「絶対に寝起き写真、取るわよ~~~!!」

『『お――――――!』』

スミレ・・・本気だ((汗


「はぁ・・・。これって探さないと?
・・・でもちょっと・・・チョコ、欲しいかなぁ。
って、なに声に出してんの――っ!?」

私・・・ハズぃ///

「写真のありか、教えて欲しいか?」 (ボソッ

いくちゃん?
「え、それ反則じゃ・・・?」

「俺、お前のこと好きだし・・・」
(↑そうかには聞こえてない)

「えっ!?」

「本当にそうかのことが好きなら・・・本命チョコ、作るだろ。俺、チョコ作ったけど?」

「あ、友チョコ?本当に作ってくれたんだ~。ありがとっ。あ、私も作ったよ?はい、翔子。」
「ありがとっ。」


「・・・二人の世界に入るなよ(怒)」

「あ~らいくちゃん、まだここにいたんだ?」
(↑いやみ)
「なっ・・・」

「いくちゃん、そうかさんのチョコ欲しいんでしょ~?」
(↑さらに追い討ちplay 笑)


「いや、その必要はないよ?だって・・・」

   ぐぃっっ (またですかー!?)

   ペロッッ

・・・私のほっぺに、いくちゃんの舌が・・・?



ってえぇ~~~~~~!?
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