君の名は・・・。
「他にも質問ある?」

翔子が話をそらす。

「勝負下着は・・・何色ですか??」

えぇー!?なにその質問!
さすがに答えられるわけ・・・

「赤かなぁ??最近は黒も~・・・」

「わぁ~~~~~~~~~!!」

って、それは私の・・・って何で知ってんのぉ!!
翔子が舌をべぇっと出すのが見えた。

「どうしたの?そうかさん・・・」

「なっ、なんでもないッッ!!」

ったくもぉ~~~~~!!
こいつ、ムカツク!!


* * *

今日はなんとか乗り切った1日だったぁ・・・。
ていうか・・・私ばっかり、ヒヤヒヤしてない!?
普通は翔子でしょ!?
そう思いつつ、私と翔子は、部屋に着いた。
着いてから一息たつと、翔子が話し出した。

「お前さぁ」

「・・・なによ?」

私は、さっきの下着のことで怒っていた。

「Aカップってどうなの(笑)?」

・・・さらにキレた。

「・・・ほっといてよ、バカ!!」

ってかブラのサイズまで見なくてもいいじゃん!!
・・・確かに我ながら小さいと思うけどさぁ・・・(泣)

「あ、そうそう」

「なによ?」

「俺のベッド届くまで、お前のベッドで寝るから。よろし・・・」

・・・私は次の言葉を遮って言った。

「よろしくなぁ~~~~~~~~いっ!!」

最悪な日々の始まりでした・・・。


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