月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐
『私は、バラン様とサツキ様の命令に従ったまでです。
あなたの好きにすればよろしいのでは?』
『…使い魔の癖に口が達者だな。』
『…使い魔でも意思はございます。
痛みを感じたり、喜びを感じたり。
たとえば、怒りを感じたり?』
『おまえ…。』
『はーい、ストップ!』
仁が2人を止めた
『もちろん行くで。
そう返事しとってなぁ♪』
『仁!』
仁がそう伝えたので、使い魔はペコリと頭を下げて割った窓が出て行った