月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐
様々な華やかな衣装に身を包んだ悪魔たち
それは一見人間のように見えるが、逆にその美しさが怪しい容貌を掻き立て、悪魔という事実を感じさせた
『バラン様の御登場です…!!!
皆様、盛大な拍手を!』
私たちが入ったのはギリギリだったようで、ちょうどバラン様の登場に間に合った
『良く来てくれた。
今夜は、我が子供の誕生祝いの催しに参加していただき有り難く思う。
今夜は十分に楽しんでいってくれ。』
その言葉が終わるとともに、奥のカーテンから1人の女性がでてきた