月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



「私、自信がでたわ。」


『うん。』


「仁のお陰よ…。
ありがとう…。」


私は笑う



だけど、仁は少し悲しそうな顔をした


ギュッ…



「え…?!」


私は仁に引き寄せられて、力強く抱き締められた


『かなわへんわ…シルフィアちゃんには。』


仁はポツリと呟く


『少しの間だけ…こうさせてよ。
少しだけ……。』



私は仁の表情をみて、ゆっくりと仁に身を任せた…







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