月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



『皐月を侮辱するのは許さない。』


『……。』



バランがウァルドを鋭く睨んだだけで、ウァルドは黙り込んだ


『とにかく、決闘をするんだよね?
面白そうだから俺が決闘の内容を決めてもいいかな?』


バランが楽しそうに話す


『あぁ、そっちの方が公平でいいと思うしな、それでええで。』



仁が頷く


『でも、どちらにせよ、ウァルドは不利なんじゃないかな?』


え…どうして?



『仁は、世界の総合武道で2位になったものだしな。』



総合武道で2位!?





< 135 / 391 >

この作品をシェア

pagetop