月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



「ウァルド…私…。」


『五月蠅い。』


「っ……。」



『ムカつく……、そんな泣きそうな顔されるなんて…。』


「え…?」


『仁とはヘラヘラ笑いながらダンスを踊ってたのに…俺の前だと辛い顔ばかり…。』


ウァルドは吐く


『笑え、正直、俺の事しか考えられない様に無茶苦茶にしたいが…どうも気が向かなくなった。』



ウァルド…


ずっと…そう思って…



私は不思議に笑みがでた







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