月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐
『違うんだ…でも、気付いたのが遅い。
それに…俺といておまえが幸せになれる保障なんてないのだ…。』
シーンと周りが静まり返った
「………保障なんていらないわ…。」
『……!』
「私は…保障なんていらない、保障なんてなくてもウァルドの側にいたいの!!!」
私はウァルドを抱き締める
「…私の血を飲んで。」
私は小さく笑う
「そして…私のために闘って…。」
ウァルドも笑う
『あぁ…、必ず勝とう。』
そして私の首筋に柔らかく牙をたてた