月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



『っ………。』


気を失っているウァルドの口から、恥美な声が漏れる


『気持ちいい?
私がもっと気持ちよくしてあげる。
あなたの身体から記憶も、あの女の感触も消してあげる。』


アイルはウァルドの身体を弄ぶ


『好きよ、ウァルド。』


身体にグッと力を入れ、自らの身体の中に進入を受け入れる


『私の勝ちよ、シルフィアっ!!!!』


『っ………。』



少女は快感に満たされていた


と、共に満足感にも満たされていた


少女は見えなくなっていた


近くに表情を歪ませたユーラがいる事を忘れていた





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