月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐
「えぇ?
取り返せるの!?」
『え?
取り返されへんの?』
「え?」
仁の答えに余計疑問が沸いてくる
取り返せるという自信は何処から沸いてくるのだろうか?
『大丈夫、アイルの場所はわかるしな。』
「な…なんで?」
『なんのために魔力があるねん?
こういう時こそ活用やで!』
ふふふと仁が笑う
『だーけど。
とりあえずシルフィアちゃん、今日は寝た方がいいんちゃう?』
「でも…。」
『大丈夫!
シルフィアちゃんが起きる頃には見つけとくよ、ウァルドの居場所。』