月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



『何を黙り込んでいる?
さっさと準備をしろ。
それとも…その格好のままでるか?』


ウァルドは私の身体を見つめる


私もつられて私の身体に目を落す



「…!!!」


『何も着ていないというのも、良いがな?』


「着ます!」



私はウァルドから服をもらって、それを慌ててきた


『はやく行くぞ。』


「はい。」


私はウァルドの後を追いかける


『何故後ろをゆくのだ?』


「え?」



『おまえは嫁だ。
指定席は俺の横だろう。』



グイッとウァルドが私を横に引っ張る





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