月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



『見ての通り私達愛しあってるの。』


アイルさんが唾液が伝う口元を拭い、私に向かって言い放った


『どう?
これでもまだ連れ戻すなんて言うの?』


アイルさんが私を見て鼻で笑う


でもっ…


私はウァルドが…


「諦めないわ…!!!!!!
絶対に!」


涙を必死に堪えながら、私は言った


するとアイルさんはチッと毒づいた


しかしすぐに顔に恍惚とした表情を浮かべて私に向き直る


『なら…これならどう?』


アイルさんは着ていた服を脱ぐ


「え…?」





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