月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



『ウァルド…触って?』


『この女の前でか?』


ウァルドは私に冷たい表情をむけて、またアイルさんに顔を向ける


『私たちの愛を見せつけたいの。
ダメかしら?』


っ…!!!



ウァルドッ、ダメって言って…!


もちろん私の必死の願いは届かず、ウァルドは私を見て笑う


『いいだろう。
人に見せつけるのも悪くない。』



つぅっとウァルドの手が、アイルさんの身体に触れていく


『ふふ…。』


アイルさんは頬を赤らめ、笑いながら私を横目でみる






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