月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐
嘘…
嘘よ…………
「いゃあああああああっ!!!!!?」
私は叫んでいた
嫌でも耳にこびりつくアイルさんの笑い声
「いや…いやっ。」
耳を塞ぎたくても、両手が拘束されていて塞げなかった
そして最も煩わしいのがその美しさ
2人が愛し合う姿は、まるで天使のようでとても綺麗だった
私が惨めになる
『ふふ…あはははははは!!』
「っーーー!!!」
私の中ですべてが崩れかけていた
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