月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



「いや…別に…。」


『シルフィア、言ってくれ。』


ウァルドが真剣な瞳で私を見る


「ウァルド………アイルさんとキスしてた。」


『ありま。』


仁が声をあげる


ウァルドは目を丸くする


『俺が…?』


「それに…アイルさんの身体を………。」


グッと私の手に力が入る


『ウァルド、やっちまったなぁ。』


仁があーぁと気まずそうな目でウァルドと私を見つめた





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