月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



『朝だよ~シルフィアちゃーん♪』


「んぅ…?
仁……………?」


『たぁべちゃいたいくらいやで♪
さて、何処からいただきましょうか?』


『おい仁、今、俺という存在を敵に回してようだな?』


『あ、ウァルドいたん?』


私が眠たい目をこすって開くと、目の前で2人が睨み合っていた


「ねむ……。」


私はポツリと言う


『ええやんかぁ。
たまにはシルフィアちゃん貸して貰っても。』


『ダメに決まってるだろ。』


『あぁ、ダメだ。』



ウァルドが言ったのに、誰か見知らぬ人の声が便乗した





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