月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



『とりあえず、話は決まった。
俺、【セイ☆バイマーン】があるからテレビ貸して貰うね。』


『は?』


拍子抜けした声をウァルドはあげる


『セイ☆バイマーンの再放送があるから、テレビ貸してくれない?』


『……あっち。』


ウァルドが呆然としたまま、テレビがある部屋を指差した


『どうも、じゃ。』



無表情のまま、何事もなかったかのようにグレネディアはテレビの部屋に入った


『なんなんだ?
あいつ?』


クールな表情を忘れてたウァルドが思わず呟いてしまった




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