月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



『ここでレベル3の問題。』


「へっ?」


『なぜ俺はお腹が空いてるでしょう?』


「えっえぇ?」


急に言われて、頭が混乱する


『なぜでしょう?』


「えっと…。」


私は廻り切らない頭で、必死に考える


「デザートを食べてないから…?」


『半分正解半分不正解。』


いつの間にか、グレネディアの食べる手は止まっていた


『ヒントは目の前にあるもの。』


私は答えに勘づき、赤くなる





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