月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



「えっと…行っていいの…かな?」


『知らない。
あんな男ほたっとけば。』


「だ…ダメだよ!!!」


私は少し泣きそうになって言う


ウァルド怒ってた


私、知らない間に何かしたのかな…


『シルフィアは気にしないで。
きっと大した事じゃないから。』


フッと笑う


『好きな子ができた奴の宿命。
名称【嫉妬】。』


「え?」


『とりあえず、気にしない。』


グイッとグレネディアが手を引っ張られる


『じゃあ、行こ。』





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