月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



『とりあえず、券。
それと特典。
早くしないと始まっちゃう。』


グレネディアは不快そうに言った


お姉さんはさっきの事に恐怖を覚えたのか、慌てて券と特典をだす



『セイ☆バイマーン…。』


嬉しそうにグレネディアは目を細めた


『入ろうか、シルフィア。』


グレネディアはまた無表情になり、私に声をかける


「う…うん。」



その後、受付のお姉さんが呟いていた言葉は私達には届かなかった



『天使と人間か、面白い。』






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