月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐
『さて、天使の僕。
羽根を頂戴?』
ニッコリとお姉さんが笑う
『やっぱり、羽根が目的。』
グレネディアが舌打ちする
『そうよ、その人間の娘は囮だもの。』
そうか、私が囮でグレネディアの羽根が目的だったのね
『それに、良かったわね私についてきて。
ここには、何人か天使の羽根に興味がある従業員を待機させてるの。』
彼女が両手で合図を送ると、影から何人かの悪魔たちが出て来た
『さぁ、羽根をよこしなさい。
その魔力を私に与えて?』