月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



「…………。」


私は思わず言葉を失った


『うん、好き。』


グレネディアは自分の出した答えに満足したのか、1人でに頷く


「え?
好き…?
ええっ…!!!??」


『好き。
シルフィアの事、大好き。』


「グレネディア、きっとそれは勘違いだよ!
有り得ない!」


『そこまで否定されたらムカつく。
信じてくれないの?』


「だって…。」


『そう、これでも?』



そう言ったグレネディアの唇が近付いてきて、柔らかく私の唇に触れた



「!」





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