月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



『仰せのままに、グレネディア様。』


誰かが向こう側から来る


それはグレネディアと同じの天使だった


だけどさっきの呻き声は一体?



『思い知った?
そこの悪魔さん?』


グレネディアが挑発するかのように呟く


奥からもう1人の天使が、何やら黒い羽根をもったものを突出す



『悪魔、じゃなくてウァルドだっけ?』


『お…おま…えか、最高執行官…は。』


その悪魔の男の人は、身体中痣だらけで声も掠れていた





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