月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐









パンッ…!!!!!!


微かに鮮血が待った



『痛…。』


グレネディアが男を思いっきりはたいた


男は口の中が切れたのか、プッと唾と一緒に血を吐き出した



『誰に向かってそんな口を聞いてる?』


『おまえしかいないだろう。』


『そう、ウァルドは自分の置かれた立場がわかっていないようだ。』



私は、グレネディアの狂気に満ちた顔をみて思わず震える




『ウァルド。
おまえを天界不法進入の罪で明日、公開処刑とする。』





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