月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐




ポタポタと雫が落ちる


それは幾度となく、グレネディアの瞳から溢れでていた



『ダメ。
俺、本気でださいよ。
見ないで。』



「グレネディアはダサくないよ…。」


『…え?』



「私だって…そうしたかもしれない。
私には、まだ意味がわからないけど、今はグレネディアだけよ…。」



実際グレネディアの言っている意味はわらない


でも


グレネディアの抱えている何かは、私の人生を左右するくらい重要な事


だけど今の私にはわからない



ならば、今の通りでも問題ないわ






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