月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



私はグレネディアを見る


『大丈夫、もう何にもしない。
討伐隊も勝手な事をするな。』


『し…しかし。
こいつらは違反者では…。』


『うるさい。
俺がいいって言うんだから、いい。』


グレネディアは強い口調で叱り付けた


『おまえ、天使になる気はない?』


仁にグレネディアは聞いた


『片羽根は聖天使。
という事は自身が認めさえすれば、あんたは完全な聖天使だ。』


私は首を傾げる


自身が認めさえすれば…?






< 304 / 391 >

この作品をシェア

pagetop