月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐
私は2人のやり取りを見て、笑う
『シルフィアちゃん何笑ってんねん?!
助けてやーっ!』
『あ、シルフィア起きたのか。』
「おはよう、2人とも。」
『シルフィアちゃんも起きた事やし、さっさと行かへん?』
『どこにだ?』
『やだなぁ、ウァルド。
シルフィアちゃんの家だよ。』
『は…?』
『もう十分練習したし、大丈夫や。
ウァルドの一生懸命な気持ち、きっと受け取ってくれるって。』
仁はウァルドの頭をポンと叩いた
『行くって事、もう伝えてるしな。』
そう言って、ベッと舌を出した