月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐
ウァルドは頬の血を拭い、地面に平伏した
「!!」
『誠に…申し訳ございませんでした!』
ウァ…ルド
『俺は…今までシルフィアに酷いことばかりしてきました。
いや、この王国にも…!』
ウァルドの目からも涙が流れていた
『俺は…シルフィアを愛している!
今更、こんな事をいったって認めて貰えるはずはない!
でも、俺にはシルフィアが必要なんだ!!』
私は、また涙が溢れかえった