月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐




ウァルドは頬の血を拭い、地面に平伏した


「!!」


『誠に…申し訳ございませんでした!』



ウァ…ルド


『俺は…今までシルフィアに酷いことばかりしてきました。
いや、この王国にも…!』


ウァルドの目からも涙が流れていた


『俺は…シルフィアを愛している!
今更、こんな事をいったって認めて貰えるはずはない!
でも、俺にはシルフィアが必要なんだ!!』


私は、また涙が溢れかえった




< 330 / 391 >

この作品をシェア

pagetop