月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



「ウァルド…。」


『いいからさっさと脱げ。』


私が脱がずにうじうじしていると、それにイラついたのか私の服を鋭い爪でかぎり、破いた



「っ…!!」


それと同時に、皮膚も浅くさけ、真っ赤な血がにじみ出る





「急にどうしたのですか…!!!!」



『どうしたもなにもない。
おまえはただの俺の玩具だ。
口を挟むな。』



パン…!とウァルドは私の頬をはたく



「あ…。」




散歩にいった時とは違う、いつもの冷たい表情になっていた







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