月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐




『あっははははは!!
仁、観念せぇ!!!!
あんたはうちとコンビを組むことは、運命づけられてんのや!!!』


バンッと窓を蹴り飛ばして、独りの黒髪の美少女が入ってきた



『つ…椿!!!!????』


仁は叫ぶ


『なんや仁。
うちに会えて感激で言葉もでーへんの?』


ニタニタと笑って、椿と呼ばれた女の子は仁を見下ろす


『あぁ、ウァルド。
久し振りやなぁ。』


女の子はウァルドの方を見て、そして私の方を見て眉間に皺を寄せた


『仁…なんやねんこの女…。』





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