月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐
「あ…初めまして。
シルフィアです。」
『にっ…人間かいな!!!!
どっちの女やねん!!!??』
すんごい形相で私を黒髪の少女は睨んだ
「ウァ…。」
私が言おうとしたら、何かによって口を塞がれた
『お…俺やで!』
シルフィアちゃんゴメン!と言った表情をして、仁が目をこちらに向けた
『はぁ??
仁おまえ何言って…。』
そんなウァルドの口も仁がパチンと指を鳴らすと、無理矢理閉じた
『なっ…なんやてぇっ!!!???
仁、うちという女がありながらこないな女と浮気かいなっ!』
わなわなと力で少女の拳が震えていた