月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



『信じる…?
俺はシルフィアを信じてる。』


『いや、確かに信じてるかもしれへんけど…なんで、やきもちやくんや?
シルフィアちゃんが、俺に乗り換えんか心配になるからやろ?』


『……。』



フゥ、と仁が一息吐きニッコリと笑う


『じゃあ俺が訓練したるわ!
シルフィアちゃんが俺の偽彼女になってる間、我慢できるかテストすればいい。
どうや?
ええ訓練なるやろ。』


しかしウァルドは何も答えない


そこで仁が


『俺に取られるのが怖いんか?
シルフィアちゃんが、信じられへんの?』


と挑発する





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