月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



『…。』


『何か言ったらどーや?
ウァルドさーん???』


ブチッ…


『ん?
何か切れた音が…。』


『おまえ…俺が黙ってたらいい気になりやがって…。』


ヤベッ、言い過ぎた!


仁は後悔したがもう遅い


頬にウァルドの鉄拳が飛ぶ


『っ…!!!!』


赤くなった頬を押さえて、仁はウァルドを見上げるとウァルドは不敵に笑っていた


『その挑発、乗ってやるよ。』


まだ殴り足りないのか、ウァルドの拳は怒りで震えていたがどうにか抑制していた





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