月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐



そこに仁が入ってきた


『あれれ?
たしか、グレネディアだっけ?
なんでこないなとこおるんや?』


仁はグレネディアをジッと見つめた


『…なんだ、あの中途半端君か。』


『なんやねん!?
俺の名前は仁や!』


2人の間で口論が始まりそうになったので、私は慌てて別の会話で止める



「グレネディアはどうして来たの?」


するとグレネディアは、仁の方向を向いた


『報告だよ、あんたの父さんから。』




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