月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐




ぐっと私はウァルドの愛撫を止める



「ではなぜ人間を…私を貴方のお側に置いたのです…―!!!!!」


止まった快感とともに、思考が戻り、やっとの事で浮かんだ言葉を口にする



『なぜかって…?』



ウァルドはこれといって、反応を見せず、逆に笑いながら口を開いた






『玩具が欲しかったから。
壊れやすくて捨てやすい玩具が。』



ウァルドの言葉で私は無心になる



わかっていたけど…なぜか辛い



どうして…………







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