月光狂想曲‐悪魔の花嫁‐
『ウァルドほんまにありが…。』
仁が御礼を言おうとするとウァルドはギロリと仁を睨んだ
『え…?』
仁の頬に冷や汗が垂れる
『おまえ…殺すぞ?』
『えー…なんで?』
仁がヘラリと笑う
『あの作戦ほぼ無意味だったろうが。
あんな作戦を考える貴様の脳みそを一旦解体してみたいものだが?』
『ええやん。
丸く収まったんやし!』
『馬鹿か。
俺が強行手段に出てなかったらおまえならまだしもシルフィアにも危険が迫っていたんだぞ。』
『おまえならまだしもって…。』
仁は複雑そうな表情を浮かべて、その後にニヤリと笑う